山中温泉の大聖寺川にかかる『あやとりはし(あやとり橋)』。
こおろぎ橋と同様に石川県加賀市にある山中温泉の観光スポットの一つで、長さ94.7m・橋床幅1.5m・高低差5mあり、その色味・形状も含めて非常に特徴的な橋です。
あやとりはしは、いけばな草月流三代目家元・勅使河原宏がデザインした鋼鉄製でS字に湾曲した橋で、糸遊びの「あやとり」に似せて両岸を両手となるような構造になっています。
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兼六園や金沢城など、金沢駅周辺の観光であれば徒歩やバスでも十分ですが、加賀温泉・山中温泉といった周辺の観光スポットも視野に入れる場合はレンタカーが便利でおすすめです。 ※むしろ電車やバスの本数が少なくて不便
レンタカーは金沢駅の周辺はもちろん、小松空港、加賀温泉駅前などの観光スポット周辺の駅などにあり、同じ系列の店舗であれば違う場所にある店舗に乗り捨てる事も出来るのがうれしいポイント。
但し、金沢駅周辺は北陸新幹線が出来た事もあって人気の観光地になっています。その為、レンタカーも当日では空きがない状況が多くなるので事前に予約しておく方が無難です。
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あやとりはしは「いけばな草月流三代目家元・勅使河原宏」がデザインした湾曲した人道橋で、色はワインレッド一色、形状はS字に湾曲した特徴的な鋼鉄製の橋です。
加賀市山中温泉の鶴仙渓を流れる大聖寺川に掛かる橋の一つで、山中温泉中心部の「山中座」「芭蕉の館」「菊の湯」から徒歩10分程度で行ける場所にあります。
春から秋にかけては大聖寺川で川床(かわどこ)も営業しており、あやとりはしを真下から眺めつつ、大聖寺川のせせらぎを耳にしながら春は新緑・秋は紅葉を楽しむ事が出来ます。
こおろぎ橋の記事でも書きましたが、あやとりはしも言ってしまえば『川にかかるただの橋』なので、営業時間・入場料といったものはありません。
こちらも試しに21:00頃に行ってみましたが、街灯の灯りはあるもののライトアップなどは特にされていませんでした。一人で行ったら色んな意味で結構恐いかも・・・。
山中温泉の旅館は大聖寺川を挟んだ渓谷に建てられており、その渓谷の散歩道の一角にあやとりはしもあるのですが、渓谷というだけあって辺りはものすごく暗く、街灯の灯りも薄暗いので恐怖を感じます。
また、渓谷にかかる橋なので下を流れる大聖寺川までの高さはかなりあり、覗き込んでも真っ暗闇で何も見えませんが闇に吸い込まれる・・・、といった感覚にも襲われます。
秋の紅葉の季節はライトアップされている期間もあると思いますが、それ以外の夜間に行く事はあまりおすすめしません。明るいうちに行きましょう!
トイレはあやとりはしのすぐ脇にあります。有人の管理施設ではないのでそこまで清潔とは言えませんが、山中座側のトイレには多目的トイレもあり、それなりに清潔です。
あやとりはしの周辺に授乳室はないので授乳ケープ等の持参がおすすめです。
また、渓谷の下にある『鶴仙渓遊歩道』は足元が悪い場所や段差もあるのでベビーカーではかなり辛いと思いますが、あやとりはしは整備された平坦な道の為、ベビーカーでも問題ありません。
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あやとりはしは山中温泉の中心部に位置する場所にあります。名古屋方面からのアクセス方法は下記。
※名古屋中心部から約2時間30分
※それぞれ、加賀温泉駅から加賀温泉バス「山中バスターミナル」下車
※名古屋駅からは約3時間
あやとりはしの周辺は紅葉の名所としても有名で、さらには降雪地帯にある温泉街という事から、秋から冬にかけて多くの観光客が訪れます。
また、あやとりはしのすぐ脇にあるトイレ(山中座側)の横に10台程度停められる無料駐車場があります。
また、山中温泉の中央にある『山中座』付近には有料駐車場や観光客専用駐車場(無料)などがあるので、そちらに停めて徒歩でも良いでしょう。
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あやとりはしのある山中温泉はその名の通り温泉街&観光スポットなので、温泉宿が多数立ち並びます。
温泉宿は大聖寺川の渓谷沿いに並んでいるので、どこに宿泊しても四季折々の風景・温泉が楽しめると思いますが、山中座よりもさらに奥にある旅館ほど緑が深まり、趣のある風景が楽しめると思います。
各温泉宿では「山中座」や「加賀温泉駅」までの送迎バスを運行しているので、予約時に確認してみる事をおすすめします(加賀温泉駅からタクシーだと3,000円程度かかります)
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あやとりはしのすぐ真下、鶴仙渓を流れる大聖寺川では毎年春から秋にかけて川床(かわどこ)が営業しています。
こちらの川床では山中温泉出身の料理人「道場六三郎」が監修した甘味を味わう事ができ、近隣にある対象店舗で川床弁当を購入&テイクアウトして川床で味わう事が出来ます。
※川床弁当は要電話予約(山中温泉観光協会 0761-78-0330)
※川床弁当については山中温泉HPから
道場六三郎監修の甘味付きの「川床セット」の場合は、
となります。
また、席の予約は受け付けていないそうですが、山中温泉に宿泊(旅館組合加盟の旅館宿泊者のみ)の場合は100円引きになります。
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実際に山中温泉に訪れてた際に「あやとりはし」周辺を散策してみましたので、軽~く紹介します。
あやとりはしへは渓谷の両サイドどちらからでも行けますが、山中温泉の中心部「山中座」側から向かいます
あやとりはしの入口。この段階であやとりはしが観光スポットになる意味がわかります。
こんな違和感のある形状の橋を見たことない!!
少し進んでみるとその湾曲する様がよくわかります。
あやとりはしの中盤に差し掛かってくると、下を流れる大聖寺川が視界に入ってきます。こおろぎ橋とは違って手すりの位置も胸くらいの高さまであるので安心です。
橋の上からの風景
ちなみに写真中央やや左側(大聖寺川沿い)に見えるのが川床です。行ったのが12月あたまだったので、残念ながら営業していませんでした・・・。
もういっちょ。紅葉のピーク後だったのが残念です・・・。
あやとりはしの真下には『こおろぎ橋』まで続く鶴仙渓遊歩道が見えます。
もういっちょ
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石川県加賀市にある山中温泉。そこに流れる大聖寺川を渡る『あやとりはし』から見る渓谷の景色は非常に綺麗で、紅葉の季節には多くの人で賑わいます。
また、山中温泉のもう一つのシンボル『こおろぎ橋』までつながる鶴仙渓遊歩道を歩けば『あやとりはし』を渓谷の下から眺める事もでき、また違った楽しみ方ができます。
山中温泉に行った際には是非一度足を運んでみて下さい。