名古屋市中区、名古屋城の周囲に2018年3月にOPENした「金シャチ横丁」。
『名古屋城を中心に周囲の魅力を向上させ、国内外の観光客に名古屋の魅力を発信する事が目的』
らしく、山本屋の「味噌煮込み」、矢場とんの「味噌カツ」といった【なごやめし】と呼ばれる名古屋名物の老舗飲食店などが軒を連ねています。
何気に通勤で金シャチ横丁の近辺を毎日のように訪れている私ですが、、、思うところが多々あるので、そんな気持ちを重ねつつ記載していきたいと思います。
そんな金シャチ横丁について詳しく紹介していきます
目次
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金シャチ横丁は地下鉄名城線「市役所」駅から徒歩すぐの場所にあります。
金シャチ横丁はコンセプトの異なる2つのゾーンがあり、
味噌煮込みの「山本屋総本家」、味噌カツの「矢場とん」、ひつまぶしの「名古屋備長」など、【なごやめし】と呼ばれる名古屋名物の老舗飲食店が立ち並ぶ
ラーメン・つけ麺の「フジヤマ55」、あんかけスパの「あんかけ太郎」など、名古屋(愛知近郊)在住であればみんな知ってる比較的新しい名古屋名物の飲食店が立ち並ぶ
という形で分かれています。
ただ、結構な数の名古屋在住者をはじめとした愛知県民が思ったのではないでしょうか。
「義直?宗春?、誰だよ?」
国内外の観光客に名古屋の魅力を発信が目的なのは良いと思いますが、名古屋在住者ですら認識してない「義直」「宗春」という名前を前面に出しても、名古屋以外の人達にはより刺さらないのでは?(知らないのは私だけ?)
というハードルをクリアしてようやく呼び込めた外国人観光客の何割にこの名前が響くのか?
という事で、「義直?宗春?、誰だよ?」って疑問にも触れながら次行きます。
金シャチ横丁のトイレは敷地内には設置されておらず、義直・宗春ゾーンそれぞれに隣接する駐車場にトイレがあり、多目的トイレは義直ゾーンから近い正門前の駐車場のみ設置されています。
宗春ゾーンにいる時に多目的トイレの利用が必要な場合は、名城公園にある「tonarino(トナリノ)」を利用が近くて便利です。
授乳室は無いのでケープの持参がおすすめ
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駐車場は正門前駐車場(義直ゾーン側)と二の丸東駐車場(宗春ゾーン側)があります。それぞれ利用料金は180円/30分で、土日は名城公園や名古屋城の利用者も多い事から比較的混雑しています。
また、名古屋城は愛知県でも超有名なお花見スポットで、桜の季節にはより一層混雑します。こちらの記事で駐車場等の情報について触れていますので参考にしてみて下さい。
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名古屋城正門に近い「義直ゾーン」。なごやめしの老舗飲食店がズラリと並びます。
それぞれ名古屋では昔から有名なお店ばかりですが、そのほとんどで名古屋限定メニューが用意されているので、名古屋在住の方々でも一度は足を運んでみたくなるのではないでしょうか。
名古屋人がよく揶揄される気質はこの人から生まれてきたのかもしれないですね。
二の丸東駐車場のすぐ横に「宗春ゾーン」。比較的若いなごやめしの飲食店が並びます。
義直ゾーンの老舗飲食店に比べて値段もリーズナブルな店舗が多く並びます。また、TVでよく見かける金箔がのった「金シャチソフト」もこちらで購入できます。
名古屋のモノ作りや派手な結婚式といった文化の基礎はこの人が作ったのかも???
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日本の100名城に選定され、国の特別史跡に指定されている「名古屋城」。徳川御三家の一つでもある尾張徳川家の居城として代々利用されてきました。
織田信長が生まれたとされる那古野城の跡周辺に徳川家康が築城。本丸御殿は京都の二条城と並び武家風書院造の双璧と評価されています。
>> 金シャチ横丁の「遊具」「芝生広場」「駐車場・トイレ」などの画像はこちら
但し、現在の名古屋城は1945年の名古屋大空襲でそのほとんどを焼かれ1959年に復元されたもの。
2018年現在、天守復元工事が開始直前で入場禁止になっているが、
「名古屋を訪れても行く所が無いと言われるのはいかんこと。わしは天守閣を木造で再建しようと言う意見ですけど」
と言って数々の反対意見を払いのけてそれを実行するまでに至った河村市長は個人的に好きです。是非、木造復元工事を成功させて欲しいと思います。
名古屋近郊には手軽に行ける「三英傑」にまつわる歴史的な建造物・スポットが多数存在しています。
毎年8月上旬~中旬にかけて名古屋城で行われる夏祭り。キリンビールの販売店やからあげ・富士宮やきそばなどの屋台はもちろん、射的やダルマ落としなどのゲーム屋台なども出店されています。
そんな祭りで最も盛り上がるのが盆踊り。正門を入ったすぐに矢倉があり、18時頃から盆踊りがスタートします。その中でも人気なのが「ガッツ!!」というノリノリの曲。
>> 金シャチ横丁の「遊具」「芝生広場」「駐車場・トイレ」などの画像はこちら
KAME&L.N.Kという豊田市出身のヒップホップグループの曲で、現在は解散しましたがボーカルのTSUBASAさんが毎年来て生歌を披露しています。※写真の矢倉の右端がTSUBASAさん
我が家は毎年訪れていて、2018年もTSUBASAさんが来る日に行きました。
ガッツが流れると遠くの人達もダッシュで踊りの輪に飛び込んできて超盛り上がります!踊りに入るのが苦手な人でもこの曲は絶対楽しめるので、是非参加してみて下さい。
お出かけの際、せっかくなのでついでに周辺で食事をしたり、遊園地・水族館・映画館などのテーマパーク等へ遊びに行く事もあるのではないでしょうか?
そういった場合に使える入場料などの割引情報、混雑する人気スポットへのお出かけ時に困る駐車場予約情報などを紹介します。映画館であれば300円~500円引き、遊園地なら入場料50%割引などもあるので本当にお得です。
どれもお花見の時期以外でもかなり使えるものになりますので、お出かけ前にチェックしてみて下さい。
TVなどでも取り上げられている、全国各地で使える駐車場予約サービス
TVや雑誌・インターネットなどで見ると伊勢神宮のおかげ横丁クラスに見えますが、実際に行ってみるとものすごく狭いです。
50m長くらいの敷地に飲食店がいくつか。また、義直ゾーン-宗春ゾーン間はそこそこ距離があるのでそれもまた面倒。。。そもそも山本屋や矢場とんなど、ほとんどの飲食店は別店舗に行った方が空いてるし。
そういった理由から、名古屋近郊在住の方は積極的に行く理由がない、というのが正直な感想です。
名城公園・白川公園(名古屋市科学館)・でんきの科学館・トヨタ産業技術記念館など、金シャチ横丁近辺ににお出かけのついでがあれば一度は見ておいても良いかな、というレベルです。
率直な意見として、なぜ義直・宗春を前面に押し出したのか。
築城を命じた徳川家康、天守閣を築城した加藤清正、那古野城で生まれた織田信長など、特に外国人観光客を狙うなら、日本史でもメジャーな人物を出した方が効果的では?
名古屋在住者でも馴染みのない名前に県外の人達が興味を持って訪れようと思うのか?そもそも誰に向けてどうゆう効果を狙って作ったのか、全て中途半端な印象。
名古屋城への観光客を誘導して食事やお土産購入をしてもらう為の導線が出来てるとは言い難いし、それぞれのゾーンが離れすぎている上に規模が小さすぎ。
金シャチ横丁に限らず、名古屋の誘致活動が成果を出してないのは理由があるのでは?数年後にどうなってるか不安です・・・。
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住所 | 愛知県名古屋市中区三の丸1丁目 |
営業時間 |
義直ゾーン: 10:30~名古屋城閉門30分後まで 宗春ゾーン: 10:30~22:30 |
公式HP | 金シャチ横丁 |
アクセス |
地下鉄「市役所」駅下車すぐ |
駐車場 |
名古屋城 正門前: 収容台数319台 有料(180円/30分) 名古屋城 二の丸東: 収容台数123台 有料(180円/30分) |
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