福井県坂井市三国町にある『東尋坊』。
波の浸食によってカットされた断崖絶壁で、東尋坊を構成する岩は「輝石安山岩の柱状節理」という珍しい奇岩で、世界にも東尋坊を含めて3ヶ所にしかなく、国の天然記念物に指定されています。
また、「東尋坊=断崖絶壁=何もない」といったイメージを持っていましたが、東尋坊へ続く道には飲食店やお土産屋などの商店街があり、観光名所としても賑わっています。
そんな東尋坊へのアクセスや気になる駐車場情報など、実際に行ってみての体験談を踏まえて紹介していきます。
東尋坊そのものは公園内の一角なのでいつでも入れます。
但し、東尋坊周辺の観光スポット(東尋坊タワー・東尋坊商店街・東尋坊観光遊覧船)には営業時間が設けられているので、お出かけの際には注意が必要です。
駐車場からすぐの場所にある「東尋坊タワー」。海抜100m、地上55mの高さを誇るタワーで、展望台からは東尋坊をはじめ、雄島や越前海岸、白山連峰を眺める事が出来ます。
東尋坊タワーの脇を抜けると東尋坊まで続く「東尋坊商店街」があります。観光地によくある古くからの土産物屋が立ち並ぶ商店街で、その他にも飲食店などがあります。
商店街の中にある「やまに水産」はネットでも評価の高い人気のお店。海鮮丼や越前ガニなども食べられるので、お昼もついでに!という方はこちらがおすすめです!(値は張りますが・・・)
通常、崖の上から海を覗き込む形で楽しむ東尋坊ですが、観光遊覧船を利用して「崖の下から見上げる」事が出来ます。上からでは見れない東尋坊の全貌が見れておすすめです。
観光遊覧船には時刻表といったものはなく、15分~20分の待ち時間、一人からでも出航してくれるので、ふと乗りたくなったらチケット売り場に向かってみると良いでしょう。所要時間は約30分です。
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名古屋から東尋坊へのアクセス方法は主に2通りあります。
※名古屋中心部からおよそ2時間40分程度
※それぞれ、芦原温泉駅から京福バス「東尋坊バス停」下車
※名古屋駅からは2時間40分~3時間10分
住所:福井県坂井市三国町東尋坊
東尋坊の見所は何と言っても国の天然記念物にも指定されている「輝石安山岩の柱状節理」という珍しい奇岩で構成された崖でしょう。
その崖の先端まで歩いて行く事が出来るのですが、実際に行ってみて驚くのは柵やロープといったものが一切ないという事。気を抜くと・・・とんでもない事になりかねません。
景観を損ねない為の工夫でもあると思いますが、これがまたスリルを増幅させる要素でもあり、海までそこそこ離れた場所からでも覗き込むと恐怖を感じます。
火曜サスペンス劇場のロケ地としてよく使われているのも何となくわかります。
そんな恐怖を感じるような場所ですが、夕日がものすごく綺麗でデートスポットにもなっています。実際に夕方に行ってみましたが、その時間に来るカップルは大勢いました。
ただ、周辺には灯りもあまりなく、足元が非常に悪いので夕日を見に行く際には注意が必要です。
また、東尋坊にはトイレが設置されていますがあまり清潔ではありませんでした。気になる方は東尋坊タワーもしくは東尋坊商店街で済ませてから行くと良いでしょう。
小さなお子さん連れの方が気になる授乳室はないので、ワンタッチテントやケープの持参がおすすめです。
東尋坊周辺にはいくつか駐車場がありますが、その中でもおすすめの駐車場が「坂井市営駐車場」もしくは「東尋坊タワー駐車場」。どちらも有料ですが、東尋坊まで徒歩3~5分程度と便利です。
東尋坊入口を入ってすぐ右側に見えてくる大型の駐車場で駐車場内にトイレもあります。
先日遊びに行った際(7月)、夕日を見る事を目的にしていたので17時前くらいに到着したところ、無料で利用する事が出来ました。商店街の営業時間外になると無料開放になる???
東尋坊タワーのすぐ前にあり、東尋坊入口を入ってそのまま直進していき、見えてくる東尋坊タワーに向かって行けば辿り着きます。
東尋坊は比較的誰もが知っている有名なスポットではありますが、ここをメインで一日遊ぶ!といった場所でもない事から思ったほど混雑している印象はありません。
たまたま修学旅行や観光バスの団体とかぶる、といった事がない事をただただ祈りましょう!(笑
また、東尋坊周辺には「あわら温泉」「三国温泉」といった観光地があるのでホテルや民宿なども多数あります。近くには芝政ワールドもあるので、泊まりでのお出かけを検討してみるのも良いのではないでしょうか。
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国の天然記念物、夕日の絶景スポットとしても有名な「東尋坊」
誰もが名前くらいは聞いたことのある場所だと思いますが、実際に足を運んでみるとその景色は圧巻ですし、味わえるスリルも半端ないです。
お出かけの際には歩きやすい靴で行きましょう!(本気で危ないです)