【お手軽世界一周旅行!】

野外民族博物館リトルワールドの歩き方【前半】


野外民族博物館リトルワールド

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利用方法などはこちらの記事でまとめていますので参考にして下さい。

愛知県犬山市にある『野外民族博物館リトルワールド』。

 

自分が子供の頃は「遠足の日に雨が降った場合に行く所」という場所でした。なので、「リトルワールドに行く」というのは「残念な場所に行く」という印象を持ってしまっていました。

 

ただ、大人になって改めて行ってみると、”なんて素敵な場所でしょう!

 

散歩しながら色々な国の文化や生活を学び、その地域の食べ物や民芸品を堪能できる。さらにはサーカスまで楽しめてしまうというお得さ。

 

いつしか我が家はリトルワールドのファンになり、年間パスポートを毎年購入。土日に行くところがなければリトルワールドに行ってぶらぶらしています。

 

そんなリトルワールドの施設・売店・民族衣装体験などを紹介しつつ、ミニ世界一周旅行の歩き方を簡単に紹介したいと思います。

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 野外民族館リトルワールドとは?

リトルワールド_エントランス

野外民族博物館リトルワールドとは、世界の家と暮らしをテーマにした博物館で、世界の様々な国や地域の文化や生活を歩きながら体験して学ぶ事が出来る施設です。また、「肉フェス」「チーズフェス」といった世界のグルメインベントなども開催されています。

 

1983年に開園したリトルワールドですが、その敷地面積は123万平方メートルあり、なんと日本のテーマパークでは第2位の敷地面積を誇っています。

 

行った事ある人は「マジで!?」と思うと思いますが、広さだけ見れば確かにかなり広いですよね。

 

ちなみに日本のテーマパークで敷地面積1位は???

 

 

 

はぃ、違います、ディスニーランドではないんです。。。

 

これまた意外な『ハウステンボス』なんですね。ハウステンボスは152万平方メートルでリトルワールドよりも30万平方メートルも広いそうです。ディズニーランドは51万平方メートルで第7位。これまた意外ですよね。

 

それよりも意外なのが第3位が『明治村』(100万平方メートル)。まぁわからんでもない第5位が『ナガシマスパーランド』(63万平方メートル)。こちらも意外な第8位が『日本モンキーパーク』(50万平方メートル)東海地方のテーマパークは"敷地面積"では日本でもトップクラスです(笑

 

2013年には15年ぶりの新施設「トルコ イスタンブールの街」がオープン、2019年3月には「タイがリニューアルオープン予定」など、これからの発展・新展開にも期待が持てます。

 

余談ですが、住所は愛知県犬山市なのですが一部の場所は岐阜県可児市に跨っており、入口から駐車場に入るまでの道を走っていると「岐阜県に入りました」という案内が流れます。

 営業時間・入場料・割引など

リトルワールド_営業時間・入場料・割引

リトルワールドの営業時間はこちらの記事を参照して下さい。

 

駐車場から入場ゲートに向かい、入場料を支払って中に入ります。

 

入場料

  • 大人 1,700円
  • シルバー(65歳以上) 1,300円
  • 高校生・留学生 1,100円
  • 小・中学生 700円
  • 幼児(3歳以上) 300円

※上記料金は2019年2月末まで。

※2019年3月より+100円の値上げ 

● お得情報・節約術

 

我が家でも利用し、当サイトでおすすめしている駅探バリューDaysを利用する事で入場料が100円引きになります。駅探バリューDaysは全国120万件のレジャー施設や飲食店などで割引を受けられるお得なサービスなので、この機会に登録するのをおすすめします。

 

駅探バリューDaysの概要やその他の割引を受けられる施設などをこちらの記事で紹介していますので、是非見てみて下さい。

 

その他、年間パスポートを購入してしまうのもお得です。ちなみに我が家も購入している年間パスポートの価格は、

 

■ 年間パスポート

  • 大人 5,000円
  • シルバー(65歳以上) 4,000円
  • 高校生・留学生 3,000円
  • 小・中学生 2,000円
  • 幼児(3歳以上) 900円

となっています。年間に3回以上遊びに行けば元は取れる計算になりますが、実は年間パスポートを持っていると駐車場料金の800円が免除になります。

 

なので、

  • 初回は駐車場に入る前に入場ゲートに向かって先に年間パスポートを購入
  • 年間パスポートを持って駐車場ゲートで提示して800円を免除してもらう

 

という風にすれば、大人1,700円+駐車場料金800円=2,500円となるので、年間に2回以上遊びに行けば元は取れる計算になります。

 

入場ゲートをくぐりエントランスを抜けるとミニ世界一周旅行開始です。

 沖縄県 石垣島の家

リトルワールド_沖縄県

リトルワールドは山を一周するような形になっていて、その先々に様々な世界の建物が配置されています。そのまわり方は自由ですが、我が家のおすすめのまわり方は『右回り』。その理由は、さんざん楽しんだ後、一番最後にサーカスを見て帰りたいから

 

※入口付近に「本日のサーカス開催時間」等が書かれているので必ずチェックしておきましょう!

 

という事で、左回り・右回りともに共通してスタートの場所にあるのが『沖縄県 石垣島の家』。

 

1871年頃に建てられた琉球王国時代の士族の屋敷を移築復元した家があります。また、敷地内には売店「めんそーれ」があり、サーターアンダギー(300円)・オリオンビール(400円)・ちんすこう(200円)と合わせて民芸品なども売られています。

 

ここのサーターアンダギーは結構おいしいのでおすすめですし、『食べ歩き』がリトルワールドの一番の楽しみだと思っていますので、こちらでオリオンビール&サーターアンダギーを購入して散歩を開始するのも良いと思います。

 

また、沖縄県では民族衣装体験が出来ます。

 

沖縄県を抜けると『北海道 アイヌの家』があります。

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 北海道 アイヌの家

リトルワールド_北海道

続いて『北海道 アイヌの家』。

 

日高地方沙流川流域二風谷の人々が復元した伝統的家屋が立ち並びます。アイヌの家には売店や民族衣装体験はありませんが、一昔前にはなかった「エゾヒグマ」の像が建てられていました。

 

体長は2m以上あり、意外と迫力があります。毎年クマによる被害などがニュースで流れますが、こんなクマと出会ったらと思うと恐ろしいです・・・。

 

なんて思いながら日本を後にします。北海道を抜けると「台湾 農家」があります。

 台湾 農家

リトルワールド_台湾

続いて『台湾 農家』。

 

早くも日本を飛び出して海外最初の国に辿り着きます。沖縄から300mくらいです(笑

 

台湾の福建系漢族の農家をモデルとして復元された家があります。コの字型に家が配置(三合院形式)されており、中央は客間としても使われる祭場になっています。

 

台湾農家では中国・ベトナムの民族衣装体験が出来ます。また、道を挟んだ向かいには売店「台湾小館」があり、小龍包(400円)・台湾ラーメン(600円)・青島ビール(550円)などが販売されています。オリオンビールの後のおかわりはこちらで!

 

ここで一旦アジアを抜けてアメリカへ飛びます(100mくらい)。

 北アメリカ 平原インディアンのテント

リトルワールド_北アメリカ

続いて『北アメリカ 平原インディアンのテント

 

ロッキー山脈東部の大草原地帯に住むインディアン(先住民)のテント「ティピ」が2つ建てられています。こちらも売店や民族衣装体験はありませんが、その代わりに輪投げ・弓矢(有料)などの体験が出来ます。

 

ただ、、、輪投げや弓矢は正直微妙・・・。無料で遊べるのであれば「せっかくだから」と思いますが、このクオリティと内容で有料て・・・というレベルです。興味があれば見てみると良いと思います。

 

ここはあまり見るポイントないのでサクサク次に向かいます。

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 ペルー 大農園領主の家

リトルワールド_ペルー

北アメリカを抜けると『ペルー 大農園領主の家』があります。

 

ペルーの海岸地方にあった館をモデルに、16世紀末ごろから中南米で発達した大農園(アシエンダ)の領主のくらしぶりが展示されています。丘の上には中庭を囲んだ母屋、左端にはカトリックの礼拝堂があり、礼拝堂の外では鐘を鳴らす事が出来ます。

 

中庭にカフェ「エル・パティオ」があり、タコス(500円)・トロピカルジュース(300円)・インカコーラ(300円)などが販売されています。向かい側の建物では民族衣装体験や民芸品の購入が出来ます。

 

アメリカ横断を終えたら再度アジアに向かっていきます

 インドネシア バリ島貴族の家

リトルワールド_インドネシア

ペルーを抜けるとすぐに『インドネシア バリ島貴族の家』が現れます。

 

19世紀に栄えたバリ王朝の貴族の屋敷が復元されています。塀に囲まれた敷地は3つに分かれ、奥には祖先や神々を祀る場、中央は儀礼の建物や寝室が並ぶ生活の場、手前は踊りやガムラン演奏の場になっています。

 

リトルワールドには何度も足を運んできましたが、このインドネシアの民族衣装体験がおそらく一番人気なのではないでしょうか。特に若い女性グループが民族衣装に着替えて写真を撮っている光景を毎回目にします。

 

また、道を挟んだ向かい側には売店「ワルンバリ」があります。こちらではインドネシアを代表する料理ナシゴレン(650円)・鶏の串焼きサテアヤム(350円)などが堪能できます。

 

さらに、夏場にはインドネシアのスコールを体験出来るイベントが開催されます。用意されているビニール傘をさしてもびしょ濡れになるので、体験したい方は濡れても良い服装でお出かけしましょう!

 

 そしていよいよ中間地点であり、リトルワールド好きのほとんどの人が一つの目的地としている

  • ドイツ バイエルン州の村
  • フランス アルザス地方の家
  • イタリア アルベロベッロの家

に到着です!!

 ドイツ バイエルン州の村

リトルワールド_ドイツ

リトルワールドの中間地点であり、おそらく最も人気のスポット『ドイツ バイエルン州の村』。

 

ドイツ南部、オーストリア国境近くの観光保養地バイエルン州のガルミッシュ・パルテンキルヘン周辺をモデルとして、のどかな美しい村の情景が復元されています。丘の上にはカトリックの礼拝堂をモデルとした建物も復元されています。

 

このドイツが何故人気なのか。それは隣接しているフランス・イタリアを含めた風景や雰囲気はもちろんですが、併設されている売店「ガストホフ バイエルン」でのドイツビール(飲み比べセット1,000円)やソーセージ盛り合わせ(1,400円)が堪能できる点。

 

また、屋外には屋台が出ており、土日祝にはラクレット(ジャガイモに溶かしたチーズをふんだんにかけてくれます)なんかも食べられるし、肉フェス等のイベント時に用意される食材も最高においしいです!

 

すぐ目の前にある芝生広場では音楽演奏などのイベントなども開催されるので、素敵な演奏を聴きながらビールを飲んでソーセージを食べてゆっくり過ごす、そんな休日が堪能出来ます。

 夏の花火イベント

毎年夏には営業時間が延長され、『サマーナイトフェスティバル 花火ショー』が開催されます。その開催場所はこちらの「ドイツ バイエルン州の村」」になるので、早めに行ってビール片手に花火を眺めましょう!

 

※花火ショーの開催日・開催時間などは「花火大会特集」のページで随時更新していきます

 フランス アルザス地方の家

リトルワールド_フランス

ドイツと同じ敷地内には同じく人気のスポット『フランス アルザス地方の家』があります。

 

フランス東北部、ドイツとの国境に接するフランスアルザス地方で、麦・とうもろこしなどの耕作、牛の飼育、ブドウ栽培などを行っている農家が復元されています。1582年に建てられた母屋は白漆喰と木組みで構成されています。

 

※日本の白漆喰のお城「金沢城」もおすすめ

 

フランスもドイツ同様に売店「アルザス」が人気。ビールのドイツに対してフランスはもちろんワイン。赤・白・ロゼのワイン飲み比べセット(1,200円)・限定チーズの盛り合わせ(600円)・洋なしのタルト(400円)などがあり、芝生広場の前のテラスに座って堪能する事が出来ます。

 

また、民族衣装体験も可能で、周辺の風景やドイツ・フランス・イタリアの建物の素晴らしさから、こちらもインドネシアと同様に人気のスポットです。

 イタリア アルベロベッロの家

リトルワールド_イタリア

リトルワールドの中間地点の最後、『イタリア アルベロベッロの家』。

 

白い三角屋根の建物が印象的ですが、そもそもアルベロベッロとは、イタリアプッリャ州バーリ県にある基礎自治体の事で、トゥルッリという伝統的な家屋が約1,500軒立ち並びます。また、実際のアルベロベッロのトゥルーリは1996年に世界遺産に登録されています。

 

イタリア アルベロベッロの家でも民族衣装体験が出来ます。世界遺産登録されたアルベロベッロのトゥルーリはリトルワールドの中でも特徴的な建物なので、こちらで民族衣装体験して写真撮ると一番それっぽいかも!?

 

また敷地内の売店「アルベロベッロ」には、マルゲリータ(1,500円)・ジェラート(350円)などがありますが、個人的には正直”フードコート感”があって残念な印象を受けます。

 

せっかく食事をするのであれば、ドイツもしくはフランスの方がおすすめです。

 【前半】まとめ

リトルワールド_前半まとめ

リトルワールドは日本のテーマパークの中で敷地面積第2位というだけあってかなり広く、中間地点で前半の目的地「ドイツ バイエルン州の村」に辿り着くまで、サクサク進んで行っておおよそ一時間くらいかかります。

 

そしてここがだいたい中間地点となるので、後半もサクサク進んだとしておおよそ一時間くらいかかります。

 

当然、「何を目的として回るのか」「どこを目的地として回るのか」によっても変わってくるのですが、冒頭でも書いたように私のおすすめの回り方の最終目的(目的地)は「さんざん楽しんだ後、最後にサーカスを見て帰る事」

 

サーカスの時間が14:00からだとした場合、遅くとも13:00くらいには出発しないとサーカスを見逃してしまう事になるので、ビールやワインを堪能する際にも時間は気にしておきましょう。

 

それを踏まえて後半につづきます

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